こんにちは、さかもとです。
皆さんは「ファーストエイドキット(救急箱)」を持っているでしょうか?
私は数年前までは持っていませんでした。
私は旅行やドライブなど、アウトドア系の趣味を持っているのですが、救急セットといえば、適当なポーチに絆創膏と痛み止めをブチ込んで終了という適当ぶりでした。
実際何か必要があればコンビニで買えばいいやという感じで、そこまでの遠出をしなかった事もあり、それでも十分でした。
しかし、ここ数年で登山をするようになりました。
山では自分の身は自分で守るというのが最低限のマナーです。普段と違う環境ですから、怪我もしやすい・体調を崩しやすい、キチンとした備えが必要です。
ボーイスカウトの「そなえよつねに」という言葉
ボーイスカウトには「そなえよつねに」という言葉があります。
「常に精神的にも肉体的にも正しい行動が取れるように準備をしなさい」という精神のことです。
鬼不真面目クソおふざけブログで、急になんでこんな真面目な話をしだしたかというと、実は私、元ボーイスカウトなんですよね。
この「そなえよつねに」という言葉、私の所属していた地域の団では、活動に必ず持ってくるべき物を総称する言葉としても使われていました。
どのような物を指していたかというと・・・
などです。キャンプ等の場合はここにロールマットやシュラフ、食器セット等が加わります。
ボーイスカウト参加当時の私は真面目だったため、これら全てを毎回持って行っていました。
しかし・・・
ロープとか手旗とか絶対使わねえんだが(怒)
そもそも使い方分からねぇ(本結びしか出来ない雑魚)
不真面目不勉強かつ貧弱な私にとって、この大量のそなえよつねには、完全に重量オーバーってわけ。最終的には手旗(でかくて邪魔)なんかはほぼタンスの中でした。
何が言いたいかと言うと、活動に合った持ち物を想定して詰めるって事が大切だと思う。野外料理活動の日に手旗はいらねえ。
それは救急セットにおいても同じこと。沢山詰め込めばいいってものじゃない。
大は小をかねるとは言うが、私は小柄で貧弱な女なので、旅に持っていくことの出来る荷物の量も、男性に比べると少なくなってしまうのは仕方ない。
持ち物を決める上で、自分の必要最低限を把握することは大切だ。
私が救急セットの中身を選んだ時の基準
上述したように、救急セットに、むやみやたらに何でも入れるのは賢くない。
私は「自分の必要最低限」を考えて救急セットの構築を行った。
②自分一人で扱える範囲であること
③出来るだけ軽量化を図ること
①自分の身に起きた怪我や体調不良に対して、最低限の応急処置が行えること
つまり、他人に使うことは想定していません。人工呼吸用マウスピースや、感染防止手袋など、他人に処置するための物は除外しました。
②自分一人で扱える範囲であること
包帯・三角巾等、今の私には技術が足りず、現時点で効率よく使用できないと想定されるものは除外しました。
③出来るだけ軽量化を図ること
他の物で代用出来ると判断した物は除外しました。
救急セットの中身紹介!
①救急バッグ
②ハイドロコロイド包帯 + プライモイスト
→キズパワーパッドよりもコスパがよく、傷が綺麗に治るためオススメ!
③絆創膏
→ハイドロコロイドは切る手間があるため、小さいキズに手軽に使えるように。
④キズパワーパッド
→ハイドロコロイドで代用可なため別にいらないかも。切る手間が無い点は便利。
③ SOL(ソル) ヒートシート
→とても小さいですが、広げると寝袋状になっており、体温を守ってくれます。
④ポイズンリムーバー
→虫刺されの応急処置に
⑤ガーゼ
⑥テープ
⑦包帯ハサミ
→ハイドロコロイド包帯等の切断用。
⑧毛抜き
→トゲが刺さった時など
⑨ムヒアルファEX
→かゆみ止め
⑩痛み止め(バファリン・ロキソニン)
→体にあったものを使用すること
⑪生理用ナプキン
→突然の生理の為だけでなく、止血用の包帯としても使用できます。
重さは?
全て合わせて406gでした。この程度なら貧弱な私でも持ち運べます。
まとめ
「持ち歩く」という事が最重要な救急セット。持ち運ぶのに苦にならない量、自分には何が必要であるかということを想像しながら準備していくことがオススメです。
旅行だけでなく、災害時にも有用です。最低限でも、有ると無いとでは安心感が違います。
参考になれば幸いです。